
インド人の採用に強い外国人人材紹介会社10選!
世界で2番目に人口の多いインド出身の人材は、世界中で幅広く活躍しています。
日本で働くインド人は他の国と比べると多くありませんが、2024年には衆院議長がインドの首相と会談して人材交流を申し合わせるなど、今以上にインド人人材を受け入れようという動きが進んでいます。
そこで今回は、インド人の採用に強い外国人人材紹介会社を10社紹介します。
インド人を採用するメリットや、インド人の採用が向いている業種も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

人材紹介サービス資料
特定技能外国人に必要な支援を網羅し、離職防止につながる面談や学習支援を提供いたします。
インド人の採用に強い外国人人材紹介会社を比較
まずはインド人の採用に強い外国人人材紹介会社10社の特徴や費用について、一覧表で比較してみましょう。
会社名 | 対応エリア | 特徴 | 登録支援機関 | 費用 |
全国 | 10年以上前から外国人スタッフの育成をしており、独自のノウハウが豊富 採用だけではなく、定着支援にも注力 | 〇 | 紹介料:30万円(ビザ取得、切り替えサポート料込) 登録支援機関業務委託料:月額16,000円~(ビザ更新、各種支援込) | |
要問合せ | 一定の要件を満たしている監理団体のみが認定される「優良監理団体」として、多くの技能実習生の受け入れを支援 通訳スタッフがインド人人材とのコミュニケーションをサポート | 〇 | 要問合せ | |
要問合せ | インドのIT都市ベンガルールに現地法人を設立し、現地の工科大学約40校と連携してIT人材を確保 インドの大学内にジャパンキャリアセンターを構えることで、日本企業とのマッチングを促進 | 〇 | 要問合せ | |
全国 | 介護・農業・宿泊・外食・食品製造分野に特定技能人材を紹介 完全成功報酬制の料金体系で、初期費用がかからない | 〇 | 要問合せ | |
全国 | インドの看護師資格を持つ特定技能人材の紹介に強い | × | 要問合せ | |
要問合せ | 日本国内在住の外国人を中心に紹介してくれるため、募集開始から採用までの期間が短い 就労期間の制限がない「特定技能2号」への移行を見据えた人材紹介も可能 | 〇 | プランや採用予定人数に応じて変動 | |
全国 | インドの工科大学約2,000校と提携し、コンピューターサイエンス学科の卒業生約16万人の情報をストック インドの理工系大学と連携した合同企業説明会も開催 | 〇 | 要問合せ | |
全国 | クライアント企業の希望条件にマッチする人材を育成するために、カスタマイズ研修を実施 介護分野・宿泊分野への人材紹介に注力しており、即戦力人材・有資格者の紹介も可能 | 〇 | 要問合せ | |
全国 | プラント分野やIT分野で活躍できる外国人エンジニアの紹介に精通 就労ビザの申請から、日本での住居手配までサポート | × | 要問合せ | |
要問合せ | 日本国内で学ぶ留学生の新卒採用や、海外の日本語学校で学ぶ学生の直接雇用などをサポート 留学生は在留資格「技術・人文知識・国際業務」、インド現地の提携日本語学校で学ぶ学生は「特定技能」での就労が前提 | 〇 | 要問合せ |
インド人の採用に強い外国人人材紹介会社10選
一覧表で比較した10社の特徴について、各社ごとに詳しく解説します。
株式会社スタッフ満足

【おすすめポイント】
10年以上前から外国人スタッフの育成をしており、ノウハウが豊富
採用だけではなく、定着支援にも注力
リーズナブルな料金で、インド人採用に必要な支援を全て網羅
スタッフ満足は、宿泊業や外食業などのサービス業向けの外国人採用に強い、スーパーホテルグループの海外採用支援会社です。
人材紹介だけではなく、インド人の定着支援にも力を入れており、採用後には無償面談を実施することで離職リスクを抑えています。
入国前の日本語教育やマナー研修にも力を入れているため、即戦力人材を求める企業にもおすすめです。
会社名 | 株式会社スタッフ満足 |
雇用形態 | 特定技能外国人:直接雇用 直接雇用(正社員)、派遣、アルバイト |
対応職種 | 介護業 / 宿泊業 / 外食業 / 飲食料品製造業 / 工業製品製造業 /ビルクリーニング業 / 建設業 / 自動車運送業 / 農業 |
対応国籍 | ベトナム、フィリピン、ミャンマー、ネパール、インドネシア、スリランカ、中国など |
対応エリア | 全国対応 |
主なサポート内容 | 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) 技能実習生の採用 |
料金体系 | 成功報酬型(初期費用なし) 紹介料:30万円 登録支援機関業務委託料:月額16,000円~(各種支援込) |
URL |
外国人人材をお探しの企業様は、 こちらよりお気軽にお問い合わせください。
特徴1:10年以上前から外国人スタッフの育成を実施
スタッフ満足は、外国人の採用・育成に10年以上携わっており、これまでの支援実績は業界最大級の2,000名以上です。
現地現場主義で外国人採用・育成のノウハウを蓄積しており、クライアント企業のニーズにそった支援をしてくれる点が強みといえるでしょう。
特徴2:低コストで必要な支援を全て網羅
料金がリーズナブルなことも、スタッフ満足の特徴です。
外国人紹介会社の費用相場は、「成功報酬型」の場合、紹介手数料は30万円〜60万円程度が相場になります。
低コストで必要な支援を全て網羅している点は、スタッフ満足ならではの強みです。
特徴3:職種・スキル・人柄を考慮し最適な人材を紹介
スタッフ満足は、インド現地での視察を通じてつながった現地の送り出し機関や日本語学校と連携することで、優秀な人材を安定的に確保しています。
そして、ただスペックが高い人材を紹介するのではなく、職種・スキル・人柄などを考慮して、各クライアント企業に最適な人材を紹介していることが特徴です。
優秀なだけではなく、カルチャーフィットする人材を採用したい場合は、ぜひスタッフ満足に相談してみてください。

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特定技能外国人に必要な支援を網羅し、離職防止につながる面談や学習支援を提供いたします。
協同組合フォワード

協同組合フォワードは、技能実習生・特定技能外国人の採用支援に強い会社です。
外国人技能実習制度において、一定の要件を満たしている監理団体のみが認定される「優良監理団体」として、多くの実習生の受け入れを支援しています。
各国語に精通した通訳スタッフが在籍しており、インド人人材とのコミュニケーションをサポートしてくれることも特徴です。
インドとのつながりも深く、文化的・言語的・宗教的な多様性を理解した専門的なサポートが期待できます。
会社名 | 協同組合フォワード |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 特定技能の対象職種 技能実習の対象職種 |
対応国籍 | インド、フィリピン、インドネシア、ベトナム、 タイ、ミャンマー、バングラデシュなど |
対応エリア | 要問合せ |
主なサポート内容 | 技能実習生の採用支援 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
Zenken株式会社
Zenken株式会社は、とくに人手不足が叫ばれる「IT」と「介護」分野での外国人採用を得意とする人材紹介会社です。
このうちIT領域で優秀な人材を確保するために、インドのIT都市ベンガルールに現地法人を設立し、現地の工科大学約40校と連携していることが特徴です。
インドの大学内にジャパンキャリアセンターを構えており、インド人学生と日本企業をマッチングしています。
運営するマッチングプラットフォームの登録者数は1.5万人を超えるなど、優秀なインド人の情報を多数ストックしている点も強みといえるでしょう。
会社名 | Zenken株式会社 |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | IT・介護 |
対応国籍 | インド、インドネシア |
対応エリア | 要問合せ |
主なサポート内容 | IT人材の採用支援 介護人材の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
株式会社アストミルコープ
株式会社アストミルコープは、介護・農業・宿泊・外食・食品製造分野に特定技能人材を紹介している採用支援会社です。
外国人採用に20年携わってきた経験を活かし、はじめて外国人採用に挑戦する企業をサポートしています。
完全成功報酬制の料金体系で、初期費用がかからない点もメリットといえるでしょう。
内定を出したにも関わらず、何らかの理由で就業を開始できなかった場合は、全額返金してもらえるため安心です。
会社名 | 株式会社アストミルコープ |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 介護・農業・宿泊・外食・食品製造 |
対応国籍 | インド、ネパール、台湾、ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー |
対応エリア | 全国 |
主なサポート内容 | 在留資格「技術・人文知識・国際業務」人材の採用支援 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 完全成功報酬制(初期費用なし) |
URL |
有限会社イマトクメディック
有限会社イマトクメディックは、インドの看護師資格を持つ特定技能人材の紹介に強い採用支援会社です。
関西圏で調剤薬局事業、訪問介護事業を展開してきたネットワークを活かし、人手不足の福祉施設などへ即戦力人材を紹介しています。
ビザ申請やインドからの出国手続き、入国後のフォローも任せられるため、はじめて外国人人材を受け入れる福祉施設でも安心です。
会社名 | 有限会社イマトクメディック |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 医療・介護分野 |
対応国籍 | インド |
対応エリア | 全国 |
主なサポート内容 | インドの看護師資格を持つ特定技能外国人の採用支援 |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
株式会社ジンザイベース
株式会社ジンザイベースは、2,000名以上の外国人人材の情報を抱えている採用支援会社です。
日本国内在住の外国人を中心に紹介してくれるため、就労ビザを新規に申請する必要がなく、募集開始から採用までの期間が短い点が強みといえるでしょう。
また、国外で新卒人材を探すことも可能です。
優秀な若手インド人の採用を検討している場合も、一度相談してみてください。
さらに、就労期間の制限がない「特定技能2号」への移行を見据えた人材も紹介してくれるため、長期にわたって活躍できるインド人を探している場合にもおすすめです。
会社名 | 株式会社ジンザイベース |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 特定技能の対象職種(詳細は要問合せ) |
対応国籍 | インド、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、ネパール、台湾など |
対応エリア | 要問合せ |
主なサポート内容 | 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | プランや採用予定人数に応じて変動 |
URL |
ジェイ・ネクスト株式会社
ジェイ・ネクスト株式会社は、インド出身のIT人材の採用を支援している会社です。
提携しているインドの工科大学は約2,000校に及び、コンピューターサイエンス学科の卒業生約16万人の情報を保有しています。
インドの理工系大学と連携した合同企業説明会も開催しているため、希望にあった若手人材を探してもらうことも可能です。
IT人材の紹介だけではなく、内定条件の交渉や、日本語のサポートも任せられます。
ソフトウェアエンジニアやWebエンジニア、プログラマーなどを探している場合は、一度相談してみてください。
会社名 | ジェイ・ネクスト株式会社 |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | IT |
対応国籍 | インド |
対応エリア | 全国 |
主なサポート内容 | IT人材の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
株式会社 NAVIS
株式会社 NAVISは、人材育成・人材紹介を得意とする採用支援会社です。
とくに介護分野・宿泊分野への人材紹介に注力しています。
介護分野には、インドの看護師資格を保有している、病院勤務経験者や看護大学・専門学校の新卒者を紹介してくれるため、即戦力としての活躍が期待できます。
宿泊分野には、インドのホスピタリティ大学新卒者を紹介していることが特徴です。
クライアント企業の希望条件にマッチする人材を育成するために、カスタマイズした研修を実施してくれる点も強みといえるでしょう。
会社名 | 株式会社 NAVIS |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 特定技能の対象職種(介護・宿泊) |
対応国籍 | インド |
対応エリア | 全国 |
主なサポート内容 | 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
株式会社 サンウェル
株式会社 サンウェルは、優秀な外国人エンジニアの紹介を得意とする採用支援会社です。
配管エンジニアやプロセスエンジニア・電気技師・計装エンジニアなどプラント分野で活躍する人材や、フロントエンジニア・バックエンドエンジニア・ネットワークエンジニアなどIT分野で活躍する人材を紹介しています。
就労ビザの申請はもちろん、日本での住居手配などもサポートしてくれるため、はじめて外国人人材を受け入れる企業でも安心です。
必要なスキルなどを伝えれば、ワールドワイドなネットワークを活かして条件にマッチする人材を探してくれるため、エンジニア人材を求めている場合は相談してみてください。
会社名 | 株式会社 サンウェル |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | プラント分野・IT |
対応国籍 | インド、ベトナム、フィリピン、ネパール、スリランカ、ミャンマー、中国、韓国など |
対応エリア | 全国 |
主なサポート内容 | 外国人エンジニアの採用支援 スタッフの定着支援 |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
WAKUMARI株式会社
WAKUMARI株式会社は、外国人人材に特化した人材紹介会社です。
日本国内で学ぶ留学生の新卒採用や、海外の日本語学校で学ぶ学生の直接雇用などをサポートしています。
留学生は在留資格「技術・人文知識・国際業務」、インド現地の提携日本語学校で学ぶ学生は「特定技能」での就労が前提です。
採用した外国人人材の定着支援・生活サポートにも対応しており、法的に義務付けられた支援以上の日本語教育支援に注力している点が強みといえるでしょう。
会社名 | WAKUMARI株式会社 |
雇用形態 | 直接雇用 |
対応職種 | 特定技能の対象職種 技術・人文知識・国際業務の対象職種 (詳細は要問合せ) |
対応国籍 | インド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ |
対応エリア | 要問合せ |
主なサポート内容 | 在留資格「技術・人文知識・国際業務」人材の採用支援 特定技能外国人の採用支援 スタッフの定着支援(登録支援機関業務委託) |
料金体系 | 要問合せ |
URL |
インド人人材を採用するメリット
インド人というと、理系人材を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし理系分野以外でも、インド人を採用するメリットがあるため、いくつか例を見ていきましょう。
高いIT・技術スキルを持つ人材が多い
インドはIT先進国で、長きにわたってIT人材育成に取り組んでいます。
ICT教育を受けた大卒者は50万人以上、エンジニアの人数は200万人以上と理系人材が豊富で、高いIT・技術スキルを持つ人材を見つけやすいことが特徴です。
日本の理系人材を確保できず困っている場合は、ぜひインド人の採用を検討してみてください。
インドの学生はアメリカ企業への就職を目指しているケースも多いですが、アメリカでの就職が難化している状況をふまえ、日本への就職も注目されています。
日常業務レベルでの英語コミュニケーションが可能
インドの公用語は、ヒンディー語(国語)と英語(準公用語)とされています。
とくに都市部出身、もしくは一定の教育を受けた人材は、日常業務レベルでの英語コミュニケーションが可能です。
インドでは小学校から英語教育が行われており、ビジネスシーンでも英語が広く使用されています。
特に大卒者は流暢な英語を話せる人材が多く、技術文書の作成、プレゼンテーション、国際会議への参加なども問題なくこなせます。
多民族・多言語国家であるインドで育った経験から、異文化コミュニケーション能力も高く、様々な国籍のクライアントやチームメンバーと円滑に協働できる素質を持っています。
グローバル化が進む日本企業において、この英語力は海外展開やインバウンド対応の強力な武器となるでしょう。
そのためIT分野だけではなく、英語でのコミュニケーションが求められるインバウンド業界でも、インド人の採用を検討する企業が増えています。
学習意欲、向上心が高く即戦力となる
インド人は学習意欲、向上心が高く、仕事の進め方をすぐに覚える傾向にあります。
競争の激しいインド社会で育っているため、自己研鑽を怠らず、常にスキルアップを目指す姿勢が身についています。
新しい技術やツールの習得にも積極的で、業務に必要な知識を自主的に学ぶ自走力があります。
また、キャリアアップへの意欲が高く、目標達成に向けて主体的に行動する人材が多いため、企業の成長にも大きく貢献します。
論理的思考力に優れており、問題分析や改善提案も的確に行えるため、プロジェクトリーダーやマネージャー候補としても期待できます。
自分の得意分野を追求するスペシャリスト型の人材が多いため、専門職を求める会社にはとくにおすすめです。
インド人人材の採用がおすすめな業種
ここまで紹介した国民性や傾向をふまえ、インド人の採用がおすすめな業種の例を紹介します。
製造業
理系の教育水準が高いインド人は、製造業との親和性が高いといえるでしょう。
自動車産業や電子機器産業も最近はインドへ工場を建てており、それらの現場で働いたことのある即戦力人材を探すことも可能です。
インドでは日系企業をはじめとする多国籍企業が製造拠点を展開しており、品質管理、生産管理、工程設計などの経験を持つ人材が育成されています。
特に自動車部品、電子機器、精密機械などの分野では、技術力の高いエンジニアや技術者を見つけることができます。
また、機械工学、電気工学、化学工学などの専門知識を持つ大卒者も豊富で、製造現場の改善活動や新技術導入においても貢献が期待できます。
ただし、文化的に時間に対する感覚が日本と異なるため、スケジュール管理や納期遵守については、明確なルール設定と定期的なフォローアップが重要です。
また、直接的なコミュニケーションを好む傾向があるため、日本的な曖昧な指示ではなく、具体的で明確な指示を出すことが効果的でしょう。
建設
プラント設備の設計・建設・運用などを担うプラントエンジニアはもちろん、現場で働く若手作業員として、インド人を採用するのもおすすめです。
インドでは大規模なインフラプロジェクトが数多く進行しており、高速道路、地下鉄、空港、港湾施設などの建設経験を持つ技術者が豊富に存在します。
土木工学、建築工学を専攻した大卒者も多く、設計、施工管理、品質管理など幅広い分野で活躍できる人材を確保できます。
また、CADやBIMなどの設計ソフトウェアに精通したエンジニアも多く、最新の建設技術にも対応可能です。
現場作業員としても、体力があり向上心の高い若手人材が多く、技能習得に積極的に取り組む姿勢が見られます。
ただし、安全管理については日本の厳格な基準に慣れていない場合もあるため、丁寧な教育と継続的な指導が必要です。
なお、建設分野でインド人を雇用する場合は、納期についてしっかり管理することを意識してみてください。
介護
人手不足が深刻化する介護分野でも、インド人の活躍が期待されます。
これまでは、ベトナム、インドネシア、フィリピン出身の人材が、日本の介護分野で活躍するケースが一般的でした。
しかし、多国間での人材獲得競争が激しくなった結果、それらの国からの人材供給は鈍化しています。
一方、中国を抜いて、世界最大の人口を抱える国となったインドから日本を目指す人材は、増加傾向にあります。
2021年には日本とインドで二国間協定を締結し、インド人を特定技能「介護」人材として受け入れられるようになりました。
インドでは家族や地域コミュニティで高齢者を大切にする文化があり、お年寄りへの敬意と思いやりの心が育まれています。
コミュニケーション能力が高く、利用者様との会話を通じて信頼関係を築くことが得意な人材が多いです。
また、学習意欲が高いため、介護技術や日本語の習得にも積極的に取り組み、介護福祉士の資格取得を目指す人材も増えています。
ただし、日本の介護現場特有の細やかな気配りや、利用者様の意向を察する「空気を読む」文化には、時間をかけた教育が必要な場合もあります。
宿泊
増加するインバウンド客への対応が求められる宿泊業界でも、英語を話せるインド人人材が注目されています。
インドでは観光業が主要産業の一つであり、ホテルやリゾート施設での接客経験を持つ人材も存在します。
フレンドリーで社交的な性格から、ゲストとの会話を楽しみながら、心のこもったサービスを提供できる人材が多いです。
英語が堪能なため、欧米やアジアからの外国人観光客への対応もスムーズで、チェックイン・チェックアウト業務、コンシェルジュサービス、レストランでの接客など幅広い場面で活躍できます。
日常的に英語を話しているインド人人材を採用すれば、さまざまな国籍の宿泊客を受け入れられるでしょう。
インド人はホスピタリティが高い傾向にもあるため、日本のおもてなし精神との相性がいいこともポイントです。
IT
多くの方がイメージするとおり、IT分野で優秀な人材を確保したい場合は、まずインド人の採用を検討すべきでしょう。
インドはシリコンバレーをはじめとする世界のIT企業に多くのエンジニアを輩出しており、Google、Microsoft、Adobeなどのグローバル企業のCEOもインド出身者が務めています。
しかし、インドにはIT教育を受けた人材が多くいる一方、インド国内での就職先は多くなく、IT人材の供給過多が問題となっています。
プログラミング言語に精通した人材はもちろん、AI・機械学習、ビッグデータ解析、クラウドアーキテクチャ、サイバーセキュリティなど、最先端の技術分野で高度なスキルを持つエンジニアが豊富に存在します。
日本人のIT人材を見つけることは簡単ではありませんが、インドに目を向ければ若くて優秀なIT人材をスムーズに見つけられる可能性が高いため、ぜひ採用を検討してみてください。

人材紹介サービス資料
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インド人採用の人材紹介会社の選び方

インドは人口が多いとはいえ、日本での就労を希望する人材を見つけることは簡単ではありません。
そのため基本的には人材紹介会社を頼ることになりますが、どこへ依頼したらいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、インド人の採用に強い人材紹介会社を選ぶときに意識すべきポイントを紹介します。
インド人採用の紹介実績があるか
優秀なインド人とマッチングするためには、現地とのコネクションがある人材紹介会社に依頼しなければなりません。
そのためまずは、インド人採用を支援した実績があるか確認してみてください。
実績が豊富な人材紹介会社なら、すでにインド現地でネットワークを築いていると考えられます。
在留資格に関する知見があるか
インド人が日本で働くためには、在留資格を取得しなければなりません。
在留資格の取得には、職務内容と学歴・経歴の整合性を証明する書類、雇用契約書、企業の財務状況を示す資料など、多岐にわたる書類の準備が必要です。
特に「技術・人文知識・国際業務」や「特定技能」などの在留資格では、申請要件が細かく定められており、書類の不備があると不許可になる可能性もあります。
また、在留資格の更新時には、雇用の継続性や納税状況なども審査されるため、長期的なサポート体制がある会社を選ぶことで、人材の安定的な雇用が実現できます。
なお、在留資格は定期的な更新も必要なため、継続的に支援してくれる採用支援会社に依頼したほうが安心です。
日本語教育・生活サポート体制が充実しているか
インド人は英語を得意とする一方、必ずしも日本語を得意としているわけではありません。
しかし日本で生活する以上、日本語能力を向上させていく必要があります。
また、日本で生活するためには、日本の銀行口座を開設したり、スマートフォンを契約したり、住居を確保したりしなければなりません。
ただ人材を紹介するだけではなく、これら日本語教育・生活サポート体制まで充実している採用支援会社に依頼すれば、インド人人材も安心して日本での暮らしをスタートさせられます。
登録支援機関に登録されているか
特定技能人材を採用する場合、受け入れ企業には、次のような支援を提供する義務が課せられます。
事前ガイダンス
出入国する際の送迎
住居確保・生活に必要な契約支援
生活オリエンテーション
公的手続等への同行
日本語学習の機会の提供
相談・苦情への対応
日本人との交流促進
転職支援(人員整理などをする場合)
定期的な面談・行政機関への通報
これら支援業務は自社で提供しても構いませんが、「登録支援機関」へ委託することも可能です。
人材紹介会社とは別に、登録支援機関と契約することもできますが、窓口が複数に及ぶと人事担当者の負担が増えてしまいます。
インド人人材に関する窓口を一本化するためにも、ぜひ登録支援機関も兼ねている人材紹介会社へ相談してみてください。
インド人人材採用を成功させるポイント

ハイスペックなインド人人材を採用しても、必ず職場の戦力になるとは限りません。
インド人人材の採用を成功させるためには、次の5つのポイントを意識してみてください。
信頼できる人材紹介会社を選ぶ
優秀なインド人を採用するためには、現地の労働市場や文化だけではなく、日本におけるビザ手続きなどにも精通した信頼できる人材紹介会社を頼ることが重要です。
現地とのコネクションについてチェックすることも大切ですが、これまでの支援実績や、万が一インド人とトラブルが発生した場合に受けられる支援なども確認し、安心して依頼できるかどうかを判断してみてください。
定着するための支援を用意する
せっかくインド人を採用しても、すぐに離職されてしまうと、採用にかけた費用が無駄になってしまいます。
採用の費用対効果を高めるためには、ぜひ定着支援にも力を入れてみてください。
たとえば困ったときに相談できる窓口を用意しておけば、離職の兆候を発見しやすいでしょう。
相談窓口は人事担当者が兼ねても構いませんが、外国人人材の扱いに慣れている採用支援会社に一任するのもおすすめです。
また、インド人に定着してもらうためには、職場が過ごしやすいだけではなく、日本そのものを暮らしやすいと感じてもらう必要があります。
来日直後は「スーパーでの買い出し」や「運転免許証の取得」などもサポートして、インド人人材が不自由なく暮らせる環境を整えてみてください。
スキルアップの機会を提供する
向上心の高いインド人人材のポテンシャルを最大限に発揮するためには、スキルアップの機会を提供することも大切です。
業務に直結する資格があれば、取得をサポートしてみてください。
なお、日本で資格試験を受けるためには、その資格の勉強だけではなく、日本語の勉強もしなければなりません。
人材紹介会社によっては、日本語学習用のeラーニングを提供しているため、上手に活用してみてください。
文化や働き方の理解をする
インドと日本では、文化や働き方に大きな違いがあります。
たとえば先述したとおり、インド人は日本人と比べると、時間にルーズな人が多いです。
これは文化の違いであって、悪気があって遅刻するわけではありません。
しかし、日本で働く以上は、時間をしっかり守ってもらう必要があります。
インドの文化は尊重しつつ、日本のマナー・ルールを徐々に覚えていってもらいましょう。
(プライベートな約束の場面では、多少の遅刻は大目に見てもいいかもしれません)
一方、日本人側が配慮すべきことも存在します。
その代表格が、宗教に関する配慮です。
インド人は多くがヒンドゥー教を信仰しており、牛肉や豚肉、魚介類などを食べない敬虔な信徒も珍しくありません。
お昼休みに食事に行く機会があれば、食べられるものをあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。
また、左手は不浄なものとされているため、食事や握手は右手で行います。
物や書類の受け渡しも、基本的には右手を使うことが望ましいです。
このように、日本のマナーに合わせてもらうところと、インドの文化を尊重するところのメリハリをつけてみてください。
チームメンバーとのコミュニケーションを強化する
インド人は個人主義で、自分の上げる成果を重視する傾向があります。
しかし、決して人との関係性を軽視しているわけではありません。
個人主義だからといって話しかけないようにしていると、職場で孤立感を感じ、すぐに退職してしまう可能性もあるため注意してください。
働きやすい職場だと感じてもらえるよう、インド人を含むチームメンバーとのコミュニケーションを強化することは非常に重要です。
「スタッフ満足」はインド人の人材紹介に強い!
株式会社スタッフ満足は、特定技能外国人の人材紹介から雇用後の定着支援(登録支援業務)まで、外国人の採用支援をトータルサポートしております。
スタッフ満足は、スーパーホテルグループとして、グループ会社のホテル、介護施設、病院といったサービス業を中心に、2012年から外国人の採用と育成に携わり、経験とノウハウを蓄積してきました。
現在、2,000名以上の外国人の支援を行っております。
豊富な経験と実績をもとに、人材紹介・登録支援機関業務だけでなく、海外現地での送り出し機関の運営(ミャンマー・スリランカ)など、幅広い事業に取り組んでおります。
外国人人材紹介会社をお探しの方は、ぜひ株式会社スタッフ満足へご相談ください。

人材紹介サービス資料
特定技能外国人に必要な支援を網羅し、離職防止につながる面談や学習支援を提供いたします。
まとめ
これまではIT分野での受け入れが多かったインド人人材ですが、今後は製造業・介護業・サービス業などでの活躍も期待されます。
英語を話せる人材が多いことをふまえると、インバウンド対策として宿泊業・外食業などでインド人を雇用するケースが増えていくでしょう。
ただし優秀なインド人を採用するためには、現地とのコネクションが欠かせないため、ぜひ実績豊富な海外採用支援会社に相談してみてください。




