株式会社和なか様の採用事例

正社員採用だからこそ仕事が任せられ業務負担を分担できました

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株式会社和なか(たこ焼道楽わなか)

ご担当者お名前: 千日前本店店長 垣内 誠様
業種:飲食業
従業員数:50人

就業中の外国人スタッフ:7人(内定者含む)
※2025年4月時点

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インタビュー動画
※こちらに別途お送りした動画が掲載されます

事業所の特徴
愛され続けて半世紀、こだわりの生地と特製ソースでいただく千日前の人気たこ焼店

大阪の観光地「なんば」。
なんばグランド花月のすぐ隣に本店を構える「たこ焼道楽わなか」には、連日多くの地元客や国内外からの観光客が行列をつくっています。
たこ焼道楽わなかは、ミシュラン ビブグルマン部門に3年連続掲載された実績のある人気たこ焼き店です。
大阪を中心に店舗を構えるだけでなく、冷凍たこ焼きなどオンラインショップの運営にも力を入れております。

そんな人気店を運営する株式会社和なか様に、特定技能外国人の採用事例についてお伺いしました。

外国人採用に至るまでの背景
採用難や外国人観光客の増加など情勢が本格的に変わっていくことを感じて採用を決意

特定技能外国人の採用の決め手
現場に必要な日本語レベルに達しているか見極められたのがポイント

採用後の効果
社員が対応しなければいけない仕事の分担ができるようになった

外国人採用に至るまでの背景
採用難や外国人観光客の増加など情勢が本格的に変わっていくことを感じて採用を決意

和なか採用事例 写真2

外国人雇用というもの自体、特定技能が初めてというわけではなく留学生の方やワーキングホリデーの方を採用するということは、これまで何度もありました。
実際に、店舗スタッフの3分の1は外国人スタッフに働いてもらっています。
ただ、これまではほぼアルバイトとしての採用でしたので、入社時に正社員で採用するのというのは特定技能の方が初めてでしたね。

お客様層も、長期休暇などを除いては、約8割が海外の方ですし、日本人の採用も難しい状態が続く中、いよいよ本格的にということで採用に動き出したのが経緯です。

特定技能外国人の採用の決め手
現場に必要な日本語レベルに達しているか見極められたのがポイント

これまでアルバイトとして外国人採用をしてきた経験上、ある程度の日本語レベルが必要だとは感じていて、JLPT N2(※)相当のレベルがあるかを面接の中で確認いたしました。

ただ黙々と作業をこなせばよい仕事ではなく、店頭に立って調理をしながら接客をする必要がありますので、相応の日本語レベルが必要だと感じていたためです。
特定技能の在留資格の方は、JLPT N4以上があれば働けるという条件の中、最終的には4~5人の方を面接させていただき、千日前の本店では1名を採用させていただきました。

(※)JLPT=日本語能力試験のこと、N1~N5の5段階でレベル分けされており、数字が小さいほど日本語能力が高い

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採用後の効果
社員が対応しなければいけない仕事の分担ができるようになった

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特定技能外国人のスタッフを採用して得られた恩恵は、社員が対応しなければいけない業務を分担できるようになり、負担を軽減できるようになったことです。
お店のカギの施錠や、オープン前の準備など、アルバイトには任せることが難しい業務が多々あるので、どうしても社員の負担が増えがちなのですが、仕事を覚えるスピードも速いので、どんどん任せています。
いまみたいに取材対応のために、店頭から少し離れたとしても、特に支障なく営業できますので頼もしいです。

社員の負担が減ることで、別の業務に注力することもできますので、良い循環が生まれているのではと思います。

現状の課題
指導方法やクレーム対応など正確に日本語を理解する必要がある場面の対応

通常通り営業していく分にはコミュニケーションは問題ないのですが、社員であればクレーム対応をしなければいけない場面もあり、お客様の要望を正確に理解することができずに誤った対応をとってしまうこともあります。

また、細かな指示や指導をした場合も、完全に理解できていなかったということもありました。

日本語の意味や意図をくみ取って理解するということはまだ難しいため、今後の成長の課題とすると同時に、自身の指導方法を見直すきっかけにもなるため、お互いに良い勉強の機会と捉えています。

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今後の展望
外国人スタッフは何人でも採用したいし仕事も任せていきたい

店舗のスタッフ達も、最初こそ「正社員の外国人スタッフってどんな人?」と構えている部分はありましたが、徐々に信頼関係を構築して、いまでは仕事もプライベートも良好な関係を築いています。
特定技能ビザで来日してから、本人がまじめに努力をした結果が信頼というかたちになっているのだと感じています。

いまは、社員の仕事の半分ぐらいを任せていますが、まだまだ挑戦してほしいことはたくさんあります。
仕事は任せていきたいですし、わなかで働きたいという方がいれば、積極的に採用していきたいという気持ちです。

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