ご担当者お名前:
・看護部長 堀 三枝子様
・総務課 係長 西村 樹里様
業種:医療機関
従業員数:221人
就業中の外国人スタッフ:看護師7人、看護補助者4人(内定済み含む)
※2023年12月時点
外国人採用に至るまでの背景
ムリだと思っていた外国人 グローバル化の時代に合わせ採用へ
特定技能外国人の採用の決め手
1人の採用で変化した外国人スタッフに対するイメージ
採用後の効果
看護師の外国人採用にも成功! 外国人が働きやすい環境へ
西村さん
外国人採用の提案を受けるまでは、正直全く考えていなかったというのが現状でした。
言葉の壁は間違いなくあるし、どれくらいの日本語が話せるかは現場に入ってみないと実際分からないことが多いからです。
人事担当として言語の問題が大丈夫だったとしても、現場が大丈夫とは限らないので、そこは懸念する部分ではありました。
それに、手続きや書類関係も複雑というイメージがありましたね。
ですので、人事担当者としては前向きではなかったと思います。
ただ、日本人の採用が難航しているという問題も抱えておりましたので、何とかしなければいけない状況でもありました。
病院関連の学会でもグローバル化について言及されることが多く、時代の流れに合わせた対応をとらないといけないと考えていましたので、まずは在日外国人を派遣スタッフとして採用をすることを決めました。
西村さん
最初に採用した外国人の派遣スタッフの方が、とても真面目に働いていたことによって、現場からも外国人スタッフに対しての一定の評価をもらえるようになってきました。
また、日本人の方よりも一生懸命さや、ハングリー精神を垣間見る場面もあり、外国人スタッフに対する見方が変わったことが、次の採用につながった要因であったことは間違いないと思います。
堀さん
前職では外国人スタッフはおらず、日本人看護師だけで現場を回している環境で働いていました。
しかし、こちらの職場に来て採用市場や現場を知ることによって、グローバル人材に助けてもらわないといけないというのが、ケアミックスの病院の現実なんだということを認識したのを覚えています。
外国人スタッフは、面接時も必死で雇ってほしいというエネルギーを感じ、そういった部分に惹かれることも多くあります。
西村さん
これまでは看護補助者のポジションでの外国人採用に加え、看護師の採用も進めていくことになりました。
いまでは、看護師で中国籍の方が6人、韓国籍の方が1人いて、リーダーシップを発揮して中核メンバーとしての役割も期待しているほどです。
また、求職者にとっては、同じ出身の国のスタッフがすでに働いているという環境は、すごく安心材料になるようで、追加の採用についてはスムーズにいっているように思います。
堀さん
現場では、最初こそ研修や、情報発信なども日本語で理解してくださいというスタンスでしたが、母国語で翻訳された研修資料や、発信物が自主的に出てくるように変わりました。
そうなったのも、外国人スタッフの性格的な明るさや、仕事に対する熱意、真面目さが日本人スタッフに伝わったのだと思います。
外国人スタッフについても、言葉の壁を越えて人事考課の評価も上がっており、非常に頼もしく思います。
堀さん
外国人を採用してみて、採用するよりも、教育をして定着をさせていく方がはるかに難しいと感じています。
日本語や技術も大事ですが、同じくらい組織に属するという文化を教えていくのが大変です。
休みを取る前に相談をする、帰国をする前に確認をとるなど、そういう細かな部分など 日本人にとっては当たり前だけど、外国人にとっては当たり前じゃないみたいのことがたくさんあります。
文化や考え方の違いから、ある程度はしょうがない部分ではありますが、違いについての教育をしていただけると、採用する側としてはとても助かります。
それから、病院内の介護は、介護施設の介護とは違う部分がたくさんあるので、面接前に求職者がしっかり理解できるような教育にも期待しています。
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